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24 8月 2015

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提供先パキスタン障がい者団体との交流会のお知らせ

猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

早速ですが、この猛暑より暑いパキスタンから、来訪者があります。
「さくら車いすプロジェクト」が中古電動車いすと修理技術を提供している3都市(ラホール、イスラマバード、カラチ)の障がい者自立センターのリーダーがCBR(地域に根ざしたリハビリテーション)のセミナーでの来日です。
そのチャンスに日程を少し延長していただき「さくら・・・」のメンバーとの出会いの機会を持ちたいと思いました。「さくら」の活動がパキスタン当事者達にどのような成果になっているか、現地で活動している3都市から生の声を聞かせていただくと共に、友好を深める時となれば・・・と願っております。

また10年前、日本の協力の元にアクティブな車いすをパキスタンにおいて自身の手で製作したことから生まれた「車いすクリケット」は、各地でトーナメントが開催されるなど、障がい者が胸を張れるスポーツとして着実に広がりを見せおります。
それはパキスタンをはみ出し、インド、ネパール、バングラディッシュにも広がり、交流試合も行われ、パキスタンでは女子チームも出来たそうです。
今回来られる自立センター:マイルストン(ラホール)、SAAYA(イスラマバード)、DWA(カラチ)はそれぞれクリケットチームを持っており、SAAYAからは女子チームのリーダーも来られ、そんな話も聞かせていただきたいと思います。

また、せっかくの来日なので、日本を体験していただきたく、浅草の仲見世を皆で散策したり、時間が許せば車いすで遊覧船(水上バス)に乗って日の出桟橋(浜松町)まで行けないか、とも考えております。

まだ具体的に詰めていない部分もありますが、さくらの1年の活動紹介と共に、下記のように場を企画しました。
50人程の会場ではありますが、是非ご参加いただきたく、また更なるご支援者同伴も歓迎ですので、皆で思い出に残る場をつくりたいと願っております。

記

パキスタンからようこそ! 「さくら車いすプロジェクト交流会」

開催日時:2015年9月5日(土)

12:30~ 受付開始(浅草文化観光センター)
13:00~15:30 交流会(5階会議室)
15:30~16:50 浅草寺~仲見世散策
17:10~17:50 遊覧船(吾妻橋~日の出桟橋)
* 予定時刻は変更になる場合があります。

受付場所:台東区雷門2-18-9 台東区立浅草文化観光センター5階 大会議室
地下鉄銀座線・浅草駅1分(浅草雷門の向かい) 03-3842-5566
http://tanken.guidenet.jp/?p=30028

参加費:¥1500(水上バスに乗らない方は¥800)

参加対象:さくら車いすプロジェクト関係者、及びこの出会いにご関心がある方。

お申し込みは、お問い合わせフォームからお願いいたします。

31 7月 2015

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ネパール被災障害者支援第2弾!

当会のハビブが7/27からネパールを再訪しています。
今回の訪問の目的は、5月にパキスタンから送付した手動車いすのフィッティング、タイヤなどの組み立て方法のレクチャー、ネパールでの手動車いす製作のセミナーと盛りだくさんです。
8月1日からは、いよいよネパール政府関係者、国際NGO、民間企業、障害者団体などから、およそ50名のご参加で、車いす製造研修会が、カトマンズ市内で行われます。

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4 6月 2015

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ネパール被災障害者支援報告(5/29~31)

5/29日から当会のハビブがネパールを訪問してきました。下記にレポートを掲載いたします。

 

2015年5月29日

CILカトゥマンドゥの事務所を訪問し、CILのスタッフ数名と会い、お互いに自己紹介をしました。その後、ジャウラケルの障害者キャンプへと移動し、2015年の地震以降、ここのテントに宿泊している障害者全員と会いました。そこでは、お互いに自己紹介をし、私からは2005年にパキスタンが大地震に見舞われた際のことを話し、マイルストーンがパキスタンの地震の際に、障害者に対してどのような救援活動を実施したかを伝えました。CILは、障害者の問題を政府、市民組織、政治家等に気付かせる上で、最も重要な役割を果たします。

キャンプでは、ネパールの障害当事者運動に関わる有名人たちのほとんど全員に会うことができました。中には、地震の後自宅が損壊したため、キャンプに住んでいる人もいます。
CILカトゥマンドゥの代表ガネシュKC、CILのクリシュナ・ラジ・チャウダリー、NAPDのキラン・シルパカールと彼の妻ラマ・ダカルです。
私たちは、現在の状況と、今回のネパールの地震で新たに障害者となった方々に車いすを提供する可能性について話し合いました。その後、CILのガネシュKCとクリシュナ・チャウダリーと共にNSCISAを訪問し、脊椎損傷のグループのキショル・バハドゥル・シャヒ、リシラム・ダカル、ガヤトリ・ダハル、ソニカ・ダカル、デヴィ・アチャリヤと打合せしました。そこでは、ネパールで車いすを製造する可能性について、幅広い議論が繰り広げられました。

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その夜は、クリシュナ・チャウダリー、ガネシュとともにカトゥマンドゥ・ニューバレシュワールで夕食をとりました。この夕食は、ラマとキランがアレンジしてくれました。ここでは、現況と他の国際NGOがどのような活動を行っているかについて話し合いました。

 

2015年5月30日

ハンディキャップ・インターナショナル(HI)ネパール代表のプスパック・ネワールと、障害当事者組織のリーダーであるキラン・シルパカール、ガネシュKC、クリシュナ・チャウダリー(訳注:写真にはディパックKCの姿も)とともに打合せを持ちました。
障害者の状況、ネパールの地震について、HIとその他の当事者組織が実施した救援活動について話しました。また、将来的にHIと障害当事者組織がどのように協働していけるのかについても話し合われていました。

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車いすワークショップの訪問

ラメシュ・ネパリによる私設のワークショップを訪問しました。
CILカトゥマンドゥは、2013年からアルミ製のアクティブモデルの車いすを製造しています。CILはこれまでに、このワークショップで36台のアルミ 製の車いすを製造しました。ハビブは、このワークショップの状態と生産能力等について、より多くの情報を収集しました。

また、大学病院を訪問し、2015年4月25日の大地震で負傷した人々に会いました。

さくら車いすプロジェクトから贈られた車いすが、ディペンドラ・シャキャさんに届けられました。彼は車いすを受け取りとても喜んでいました。

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2015年5月31日  これからの活動の計画

1. ネパールにおける車いす支援(JILの支援)
2. 次のステップ
• ネパールで車いすを製造する
• 日本とパキスタンから技術支援する
•国際NGO会議(復興と再開発における障害者の役割を強調するため)
•シェルターハウス(訳注:上記「障害者キャンプ」のこと)の継続(限られた救援の中でも自立生活運動が可能である、ということの理解を広める)

 

行動計画1
• JILの支援でパキスタンから車いすを支援する、またはネパールで車いすを製造する。
• ネパールにおける車いす製造の可能性について、さくら車いすプロジェクトが調整役となる。
• 車いすは、CILカトゥマンドゥと脊椎損傷スポーツセンターとで分配される。50%はCILカトゥマンドゥによって配られ、残りは脊損センターが配ることとなる。
• 車いすシート、トイレ、ウロバッグ等その他の物資も、CILにより地震の被災者に配られる。
• もし、車いすやその他の支援が必要となった場合、JILは努力する
•車いすをどこの誰にどうやって配布するかの最終的決定はCILカトゥマンドゥが行う
• JILはネパールを最大限支援したい
• JILは地震の被災者のデータが必要である。それがあれば、車いすやその他の物資のための資金が得やすい
•  必要なものがあれば、要求しなければならない
• CILカトゥマンドゥは、より多くの情報をJILに提供し、JILはそれに従う

次のステップ

ネパールにおける車いすの製造
日本とパキスタンからの技術支援
国際NGOの会議
シェルターハウスの継続

 

ネパールにおける車いすの製造の可能性についての協議

1. パキスタンの技術者がネパールへ来て、例えば200台の車いすを製作しながら、CILネパールの人員を研修する。これが、ネパールで車いすを作る迅速なプロセスである。
2. 日本の技術者がネパールへ来て、研修を行う。ネパール人がネパールで車いすを作る。
3. 何人かがパキスタンへ行き、車いすの研修を受ける。彼らがネパールへ戻って車いすを製造する。これは長期的なプロセスになる。

 

シェルターハウス

CILは、ジャウラケルの青少年クラブに属するシェルターハウスを継続する。
クラブは、このキャンプの設立を良く思っていない。このため、CILは公共の土地または貸し地を探して、そこへキャンプを設立しようと考えている。
この活動は、今後地震の被災者が部屋や家を見つけるまでの間3ヶ月に渡り継続される。

CILは、このシェルターのための土地を獲得するべく、政府に対してアドボカシー/ロビー活動を定期的に行っている。その他にも、政府に対し以下のものを要求している。

救援・シェルター、救済・リハビリテーション・サービス、地域における自立生活

CILは近日中に国際NGOの会議を開催する予定である。
会議の目的は、国際NGOが何に対してどのように支援をするかについて幅広い議論を行うことである。また、障害者にとっては、施設ではなく自立生活が必要だ、ということに意識を向けることも目的の一つである。

CILは、国内NGOと国際的なNGO、国際社会に対し、ネパールの障害者の救援・シェルター、救済・リハビリテーション・サービス、地域における自立生活を支援するために、CILを支援して欲しいと呼びかけている。

カトゥマンドゥ大学には車いすを製造する機械のあるワークショップがあるため、CILは同大学の運営陣と協議し、ネパールで車いすを製造する可能性を模索する予定である。
CILはまた、ネパールにおける障害に優しいインフラの新設について、定期的にアドボカシーのキャンペーンを実施する予定である。

この文書は、クリシュナさんとハビブ・ウル・ラフマンが共同で完成させました。

 

メモ:CILカトゥマンドゥが独自のオフィスを持ち、強いイメージと状態で業務を続けていることは、とても重要だと思いました。
私は、自立生活運動の関係者の皆さんに、支援の可能性を検討するよう懇願します。
南アジアの文化では、人々は強いグループの意見を真剣に聞き、その見解を理解しようとする傾向があります。今こそ、ネパールの自立生活運動がその声を最大限に強める時なのです。(ハビブ)

以上

翻訳協力:大野純子さん(沖縄県自立生活センター・イルカ)

20 5月 2015

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2015.5 パキスタン・JICAオープニングセレモニー開催・訪問

JILのご尽力によりJICAから助成が叶い、そのオープニングを当初3月に予定していましたが、IS(イスラム国)の人質事件発生の為延期し、大幅に縮小して5月12日から18日迄、様々なプログラムを行ってきました。メンバーはJIL(全国自立生活センター協議会)の盛上真美さんとハビブ、斎藤の3人でした。

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オープニングセレモニー
マイルストンから車椅子の提供式も行われ、今までに提供を受けた人や、パンジャブ州の福祉関連の責任者や、遠路イスラマバードからJICAの人や、「さくら」とMOUを結んでいる国立工科大学NUSTのロボット工学の教授等も来られました。「さくら」から提供した電動車椅子がロボット車椅子に造り変えられたニュースがパキスタンだけでなくBBCでも放映され、その映像を見せてくれました。

国立工科大学NUSTロボット工学ヤサル教授
国立工科大学NUST
ロボット工学ヤサル教授
マイルストンから提供を受けた方々
マイルストンから提供を受けた方々
2015.5 パキスタン・JICAオープニングセレモニー開催・訪問

今まで提供してきたユーザーの状況を調査しに、5人の自宅訪問を行いました。 貧しい家、裕福な家等を廻りましたが、自立が進んだことにより、家族が働きに出られるようになり、経済も好転した話しもあり、どこも人生が変わったと歓んでおられました。

2015.5 パキスタン・JICAオープニングセレモニー開催・訪問
2015.5 パキスタン・JICAオープニングセレモニー開催・訪問
2015.5 パキスタン・JICAオープニングセレモニー開催・訪問

新トレーニングセンター地の提供者と建設
さくら・の提供先のマイルストンの活動もとても大きくなり、車椅子の保管や整備の場所の問題を抱えておりましたが、ハビブのお父様が土地を提供し、建物を建ててくれました。倉庫と整備場としてのスペースが出来、以前送付した工作機械もここに入り、今後はここで整備やトレーニングを行えるようになります。
(下の写真はハビブのお父様から提供されたトレーニングセンター)

2015.5 パキスタン・JICAオープニングセレモニー開催・訪問
2015.5 パキスタン・JICAオープニングセレモニー開催・訪問
2015.5 パキスタン・JICAオープニングセレモニー開催・訪問

ネパール被災地へ車椅子の提供
パキスタンにおいて急遽製作した車椅子50台をネパールに送付し、ハビブが訪問しました。ネパールで製作を始めようとしている車椅子の技術の交流を行って来ました。

ネパール送付車椅子
ネパール送付車椅子
1 5月 2015

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ネパール障害者支援のお願い

2015年4月25日に発生した地震によりネパールには甚大な被害が出ています。
当会では支援の届きにくい障害者支援を目的に急ぎネパール被災障害者救援基金を呼びかけることにしました。ネパールでは、ダスキン障害者リーダー育成事業で日本の自立生活運動を学んだ障害者リーダーが2箇所(カドマンズ・ポカラ)の自立生活センターを設立、活動しています。
当会では、上記2箇所のCILと連携して今後、救援活動を行っていきます。

早速、ネパールのCILからは「今後、車いすのニーズがたくさん上がってくることが予想されます」との連絡もきています。
そこで当会では5月下旬に第一次支援として、支援金と支援物資の輸送、ネパールへの車いすの輸送方法の調整、現地ニーズ調査を計画中です。

救援物資を日本から直接送付するのは時間とコストがかかるため近隣国(パキスタンなど)経由での物資の調達・搬送を計画しています。
そこで最優先課題として救援活動のための資金を募りたいと思います。
ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。

■ネパール被災障害者救援基金受付口座についてのご案内

東北関東大震災救援本部は、2014年度末で活動を終了することとなっていますが基金の専用口座の開設手続きにはたいへん時間がかかるため、今回、救援本部の口座で「使途限定」で受け入れいたします。

(1)郵便振込の場合は
口座番号:00140-7-429771
口座名義:東北関東大震災障害者救援プロジェクト

*通信欄に「ネパール被災障害者救援基金」とお書きください。

(2)銀行振込の場合は
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキュウ)支店
口座番号:(当)0429771
口座名義:東北関東大震災障害者救援プロジェクト

*お振込みの際は、「ネパール被災障害者救援基金」へのお振込みであることを
全国自立生活センター協議会までご一報ください。

協力をお願いいたします。

 

 

25 1月 2015

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2015.1 パキスタン・マイルストン訪問

JILの盛上さん、さいとう工房の篠田、ハビブで訪問し、JICA支援による活動の打合せと技術ワークショップを開催しました。研修はラホール以外にイスラマバード、カラチ、アボダバードの4都市の団体から車椅子技術者志望の障がい当事者達が集い、篠田、ハビブ氏によるワークショップを開催し技術だけでなく、友好も深めました。

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4 10月 2014

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2014.9/16~10/3アクマル氏の研修来日

パキスタン・マイルストンより「さくら」の技術リーダー・アクマル氏が約3週間研修来日され、「でく工房」や「フィティングハウスひらいし」等も訪問し、国際福祉機器展を見学しました。この研修は、The body shop Nippon Fund 様からのご支援で実現いたしました。ご支援ありがとうございました!

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30 9月 2014

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2014.9.23 第5回コンテナ積み込み

今回はパキスタンで実際に受け取るアクマルさんやJILの西尾、盛上さんも一緒に行いました。今回で発送数も延べ280台程になりました。

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9 9月 2014

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2014.9.9 パキスタン行政官等来訪

パキスタン行政官及びJICA関係者等18名・さいとう工房来訪 ハビブと斎藤で「さくら」のプレゼンで交流を深めました。2日後にはパキスタン大使館に、行政官達と共に大使を表敬訪問しました。

パキスタン行政官

 

23 7月 2014

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2014年度ザ・ボディショップニッポン基金の助成が決まりました!

2014年度ザ・ボディショップニッポン基金の助成が決まりました!

今年は、96件の応募から8件が採択されたそうです。

7/23に贈呈式が行われ出席してきました。

この助成金で、パキスタンから電動車いすの整備の主任担当者であるアクマルさんを日本に招聘し、修繕技術の研修を行うことが出来ます!

大事に使わせていただきます。
当日の様子はこちらで紹介していただいています。

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